Difficult environment: Conventional seals are reaching their limits

NGLのプロセスでは、ポンプは主に軽質炭化水素(例えばエタンやプロパン)を取り扱います。他には液化した二酸化炭素を取り扱う場合もあります。これらの蒸気圧の低い流体では、温度や圧力の変動によってしゅう動面間で気体と液体の相変化が発生します。その結果、ドライ運転となり、メカニカルシールの損傷とトラブルを引き起こします。

スタンバイ状態のポンプでも問題が発生します。ポンプやシールが長期間(数ヶ月の単位)高圧で停止した状態から起動すると、しゅう動面が強く接触した状態での起動となり、ドライ状態での運転の結果、シールの損傷や破損に至ります。

常により良いものを:DF-(P)DGSの優れた性能

幅広い使用条件をカバーできるしゅう動面設計により、DF-(P)DGSは運転中に非接触状態を保ち、かつ、気体と液体の両方のモードで運転が可能です。とりわけ、シーリングシステムは信頼性が高まります。ロバストデザインに加え、イーグルブルグマン独自のダイヤモンド蒸着技術がDiamondFaceです。

DiamondFaceが蒸着されたしゅう動面では、より狭い浮上隙間設計を可能とします。運転中は最小の漏洩で、停止中は最適の気密性 -他のどんなシールも及びません。DiamondFaceはしゅう動面の接触が発生する過渡的な状態でもロバストなシールを実現します。

 

 

 

DiamondFace: A success story

2007年、イーグルブルグマンはDiamondFaceの導入により、メカニカルシールテクノロジーに画期的な変化をもたらしました。ナチュラルダイアモンドの全ての属性を持つ微細結晶状のボンディングが、真空炉において2000℃の高温状態でしゅう動面に化学蒸着されます。15ミクロンもの厚さを持つボンディングが、極めて平坦かつ均一にしゅう動面に形成されるのがこの技法の特徴であり、これはドイツのブラウンシュバイッヒにあるフラウンホーファー表面・薄膜工学研究所(IST)の協力のもと、開発されました。

  • 最高の硬度と耐摩耗性
  • 高い熱伝導性
  • 最小の摩擦抵抗
  • 最高の耐食性
  • 不完全な潤滑による問題の発生なし
  • ドライ運転許容
  • 機内側への異物侵入なし

オイル&ガス、石油精製、化学、スラリー、製薬、水供給の分野での多数の適用例が、DiamondFaceが設備の最大パフォーマンス発揮に貢献している、という付加価値を証明しています。この技術革新には多くの成功例があり、世界中のあらゆる工業分野に適用できます。

我々は、ダイアモンドが持つ強力なポテンシャルを解き放ち、お客様の仕様に応じたDiamondFace付きメカニカルシールをご提供いたします。

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パンフレット

The DF-(P)DGS6 for low vapor margin applications

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DF-(P)DGS6に関する詳細

DF-(P)DGS6に関する追加情報はここで見つけることができます